イギリス発日本人ママ子育て
mapuです。
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今日のアート
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ 著
優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。「はじめに」「第1章」「第5章」「第6章」無料お試し特別版!
引用:
#stayhomeのおかげで、
一部読めるらしい!
イギリス滞在中は、
歴史あるものはもちろんのこと、
前衛のアートにも感銘を受け、
貪り見た思い出が。
(当時の紙の写真しかなく、
アップできないのが残念・・)
イギリスは
「格差」はあるにしても、
血が混ざりあいすぎてるし、
いろんな宗教、
同性愛者も数多くいて。
みんなマナーとして
「差別」なんてあからさまに
しないんじゃないか?
と軽く考えてた。
息子、私立カトリック小学校からの、
「あえての」荒れている底辺公立中学校への入学。
母「多様性ってやつは、喧嘩や衝突が絶えないし、
そりゃない方が楽よ」
息子「楽じゃないものが、どうしていいの?」
引用:本文より
この母ちゃん(著者)、
その学校の音楽フェスを見て、
やけに気に入り、楽じゃない方へ。
彼女、イギリスで保育士資格を取得、
以前は「最底辺保育所」で働きながら
ライターをしていたそう。
ひとつの出来事に対して
丁寧に向き合う。
ごまかすこともなく、
何かを押し付けるのでもなく、
悲しいストーリーも
宝物みたいにやさしく包み込む。
著者がこのドキュメントを書いたのが2018年。
メイさんという、女性の首相の時。
コロナで入院してたジョンソン首相の前。
彼になってからの「EU離脱」など、
社会事情の変化や
今のコロナ事情についても
きっと書いてるだろうから、
続編が楽しみですね。
また、10年後、20年後の
「イエローでホワイトでちょっとブルー」
の息子の成長が見てみたい。