鹿の王 #stayhomeの一冊
mapuです。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今日のアート 鹿の王 上橋菜穂子著
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てることにする。
一方、謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサルは、遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。
征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。
古き疫病は、何故蘇ったのか―。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り…!?
たったふたりだけ生き残った父子と、命を救うために奔走する医師。生命をめぐる壮大な冒険が、いまはじまる―!引用:amazon
今日はもう一冊ご紹介します。
今年の新年、
ニュージーランド旅行へ。
旅に出るときは
何冊か本を持っていきます。
昨日のもそうなんですが・・
なんのきっかけだったか、
このタイトルと、
「もののけ姫」的な
うっそうとした森を思い描いて興味をそそられた。
後に知ったのですが、
こちらは2015年の「本屋大賞」のほか、
「医療小説大賞」も受賞し、
児童文学ともファンタジーとも読める
文化人類学愛好者はかなり、ウフフの作品♪
むかしむかし、
多くの者が疫病でドタバタ死んで行く。
それこそ、
「神が侵略者に下した天罰」と
忌み嫌われ。
その治療法が見つからない中、
国を滅ぼしたそんな病が
ある部族には罹らないという。
医師達は、
その謎を探りながら、
選りすぐりの薬を
つくっては身分の低いものから試す。
太古の昔から繰り返される
病と医療と人間の歴史。
言葉にできないラストシーン。。
コロナも地域によって
症状の出方が違うと言われてますね。
今もなんら昔と変わらないな。
ニュージーの旅の空の下で、
ドメスティックなストーリーにめっちゃハマりww
そして、帰国直後、
「コロナウイルス感染注意」
の張り紙見てビックリ!
是非、ご一読くださいませ♪
P.S.「ヤマモトマサアキ」さんの
文庫のカバーイラストが
とてもステキ。
今日もいい一日を^^