mapu art gallery

日々のアートなこと・モノ、食・呑み、建築・・旅で見たもの・買ったもの、 ギャラリー・美術館インフォ、自作/他作品などをその日独自で選んだ音楽とともにお届け。 アンテナがピンと立つ!素敵な毎日に🐤

動く美術館・・祇園祭山鉾巡行を振り返る

 mapuです。

いつも読んで頂きありがとうございます。

 

今日のアート  祇園祭 山鉾巡行

 

f:id:mapu888:20200701210808j:plain

 

今日は晴天。
気持ちがいい朝です。

 

さて、

祇園祭

800年代に「疫病」が流行り、

それを鎮めるために御霊会を始めたのがきっかけだそうです。

 

京の人に聞きました|そうだ 京都、行こう。

 

応仁の乱をもはさんで、

大きな台風の時でも何があっても

山鉾巡行は中止せず続けて来ました。

昨年までは・・ 

 

 

それぐらい、

京都は平和な土地だということですよね。

 

奇しくも、

「疫病」のために巡行が中止になるとは!

 

 

f:id:mapu888:20200701210805j:plain

 

 

 

f:id:mapu888:20200703210310j:plain

 

 

 

f:id:mapu888:20200703210313j:plain

 

お稚児さん

 

f:id:mapu888:20200701211109j:plain

 

 

 

 

f:id:mapu888:20200701211242j:plain

 

毎年7/17に行われるくじ改め

f:id:mapu888:20200703210219j:plain



 

 

しかし、

今年も7月1日から

たくさんの行事が粛々と執り行われています。

 

この機会に、学ぼう。 

↓ コチラ、全行事を完璧に説明してくれてます。

www.gionmatsuri.jp

 

ね・・ワタシも5年前に知りました。

 

アップしてる写真は、

京都に住んでいた2015年のものです。

 

それまでは、テレビで見てた祇園祭

その年、

職場のお得意さんから

優待席をいただき、

見に行けることに!

 

当日9時ごろまで

激しい雨が降り続いていたにもかかわらず、

この烏丸地区だけ

風も雨もおさまったのです。

 

神がかり・・Oh,GOD(なぜか、英語笑)

 

って言うか、

この梅雨のど真ん中、

よく1000年も毎年してはったなー

オリンピックより、全然すごいやん!

と感心してました。

昨年までは・・

 

 

 

宵山(7/16の夜)も楽しみました。 

 

主役の山鉾町の旧家、

いわゆる、いいとこのお家は

お昼から夜にかけて「屏風祭」。

 

お家の美術品や調度品を飾ります。

www.kyotodeasobo.com

 

昔なら涼をとるため当然ですが、

現代は防犯のため、

この、祇園祭だけ。

 

その時に、

平民はその格子から、そっと・・

いや、大胆に

覗きまくるのです。

 

覗かれるお家の方も

素敵に雅にくつろいではります。

が、何とも近寄りがたい雰囲気。。

 

f:id:mapu888:20200701211735j:plain

この間、

民家の床の間や玄関で、

魔除けとして檜扇(ヒオウギ)を飾るという

花文化があるそうです。

 

 

f:id:mapu888:20200701211204j:plain

 

 

f:id:mapu888:20200701211202j:plain

 

 

たくさんの夜店が出て、

蒸し暑い中の賑わい。

 

ビール飲んで、

町屋を覗いて楽しんでいた最中・・

 

f:id:mapu888:20200701211146j:plain

 

 

 

f:id:mapu888:20200701211946j:plain

 

 

江戸時代より伝わる舶来もんのお宝、

鉾のまわりを飾ってる

縣装品(けそうひん)、ペルシャ絨毯。

 

 

これ、これ!

この柄、ビックリしたんです。

 

 

この鉾の縣装品、絨毯です。

f:id:mapu888:20200701211523j:plain

 

 

www.mapu888.net

 

f:id:mapu888:20200330232132j:plain

 

ここで、紹介した

これ↑これに似てません??

 

 

調べてみると・・

 

tribe-log.com

 

まさに、

シルクロード(ブハラはシルクロードのオアシスだった)

京都

 

長い長い航路をたどって、

数々の人々の手に渡りながら、

ここまでたどり着いたのでしょう。

 

 

わお、カンゲキ(>_<)

 

 

「美しいもの、

国境を越えた文化を愛でること、

また魅せられ癒されることを

古代からずっーと人間が自然に行ってきている」

 

という

「あたり前」のことが腑に落ちたのです。

 

悠久のロマン溢れる旅物語と

祇園祭がつながった瞬間でした。

(これが言いたかったのー!)

 

 

ということで、

日本古来のお祭りは

国際色豊かなハイカラさん♪

だったんですね。

 

 

では、ステキな週末を。