動く美術館・・祇園祭山鉾巡行を振り返る
mapuです。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今日は晴天。
気持ちがいい朝です。
さて、
祇園祭は
800年代に「疫病」が流行り、
それを鎮めるために御霊会を始めたのがきっかけだそうです。
応仁の乱をもはさんで、
大きな台風の時でも何があっても
山鉾巡行は中止せず続けて来ました。
昨年までは・・
それぐらい、
京都は平和な土地だということですよね。
奇しくも、
「疫病」のために巡行が中止になるとは!
お稚児さん
毎年7/17に行われるくじ改め
しかし、
今年も7月1日から
たくさんの行事が粛々と執り行われています。
この機会に、学ぼう。
↓ コチラ、全行事を完璧に説明してくれてます。
ね・・ワタシも5年前に知りました。
アップしてる写真は、
京都に住んでいた2015年のものです。
それまでは、テレビで見てた祇園祭。
その年、
職場のお得意さんから
優待席をいただき、
見に行けることに!
当日9時ごろまで
激しい雨が降り続いていたにもかかわらず、
この烏丸地区だけ
風も雨もおさまったのです。
神がかり・・Oh,GOD(なぜか、英語笑)
って言うか、
この梅雨のど真ん中、
よく1000年も毎年してはったなー
オリンピックより、全然すごいやん!
と感心してました。
昨年までは・・
宵山(7/16の夜)も楽しみました。
主役の山鉾町の旧家、
いわゆる、いいとこのお家は
お昼から夜にかけて「屏風祭」。
お家の美術品や調度品を飾ります。
昔なら涼をとるため当然ですが、
現代は防犯のため、
この、祇園祭だけ。
その時に、
平民はその格子から、そっと・・
いや、大胆に
覗きまくるのです。
覗かれるお家の方も
素敵に雅にくつろいではります。
が、何とも近寄りがたい雰囲気。。
この間、
民家の床の間や玄関で、
魔除けとして檜扇(ヒオウギ)を飾るという
花文化があるそうです。
たくさんの夜店が出て、
蒸し暑い中の賑わい。
ビール飲んで、
町屋を覗いて楽しんでいた最中・・
江戸時代より伝わる舶来もんのお宝、
鉾のまわりを飾ってる
縣装品(けそうひん)、ペルシャ絨毯。
これ、これ!
この柄、ビックリしたんです。
この鉾の縣装品、絨毯です。
ここで、紹介した
これ↑これに似てません??
調べてみると・・
まさに、
↓
京都
長い長い航路をたどって、
数々の人々の手に渡りながら、
ここまでたどり着いたのでしょう。
わお、カンゲキ(>_<)
「美しいもの、
国境を越えた文化を愛でること、
また魅せられ癒されることを
古代からずっーと人間が自然に行ってきている」
という
「あたり前」のことが腑に落ちたのです。
悠久のロマン溢れる旅物語と
祇園祭がつながった瞬間でした。
(これが言いたかったのー!)
ということで、
日本古来のお祭りは
国際色豊かなハイカラさん♪
だったんですね。
では、ステキな週末を。