mapu art gallery

日々のアートなこと・モノ、食・呑み、建築・・旅で見たもの・買ったもの、 ギャラリー・美術館インフォ、自作/他作品などをその日独自で選んだ音楽とともにお届け。 アンテナがピンと立つ!素敵な毎日に🐤

「暮しと結びついた美しさ」花森安治

mapuです。

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今日のアート

花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸

@神戸ゆかりの美術館

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Wave - Tom Jobim & Toquinho

 

 

 

 

神戸市出身の花森安治(1911~1978)は、兵庫県立第三神戸中学校(現・県立長田高等学校)を卒業後、旧制松江高等学校、東京帝国大学に学びました。在学中は『帝国大学新聞』の編集に熱中し、1938~39年、召集され満州で過ごします。病を得て帰国後は、大政翼賛会の仕事に従事しました。

 敗戦後の1945年秋、花森は大橋鎭子と出会い、翌年、大橋を社長とする衣裳研究所(現・暮しの手帖社)を設立、『スタイルブック』を刊行しました。1948年、『美しい暮しの手帖』(現・『暮しの手帖』)の初代編集長となり、あらゆる分野で手腕を発揮し、膨大な仕事を残しました。

 神戸は、彼の出身地でありながら、花森関連の本格的な展示はまだ実施されたことがなく、このたび、彼が30年間にわたり描き続けた『暮しの手帖』の表紙画や、さまざまな誌面記事を、当館所蔵の神戸風景と併せて紹介します。

引用:神戸ゆかりの美術館より


特別展「花森安治『暮しの手帖』の絵と神戸

 

 

マルチクリエイター花森安治の美学が一貫した世界は

予想以上にワタシをワクワクさせた。

 

コラムも面白いし、

昔の「暮しの手帖」の手書きの表紙も斬新で、

まるで北欧テイスト。

 

今もそうだけど、

広告ない雑誌だけに斬新でオリジナルな企画が。。

 

たとえば、

どの会社のクレヨンが描きやすいかをプロのアーティストに論評させたり、

どのベビーカー(当時は乳母車と言った)が丈夫か実験・・とか、

西洋の真似ばっかしてる日本のストーブは危険だ!とか・・

けっこうカゲキな企画ばかり。

 

そんな中、一回だけ広告を乗せたことがあるらしい↓

暮しの手帖社 | 『暮しの手帖』のたったひとつの広告について

 

 

花森安治のデザイン

 

「人のやらないことをやろう」

花森氏の言葉がこの時代の私たちに突き刺さる。

 

 

帰りに見つけた二対のバード、

あんまりきれいなので買っちゃった。

夕陽に輝いてます。


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